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Windows関連 Cryptography API: Next Generationを使う Solaris関連 画像入出力 その他アルゴリズムなど |
CNG:コンパイル・リンクの方法
ヘッダファイルヘッダファイルはBcrypt.hである。俺の環境にはVisual Studio 2010がインストールされているが、ヘッダファイルに下記に存在している。 C:\Program Files (x86)\Microsoft SDKs\Windows\v7.0A\Include\bcrypt.h 特に何も考えなくても、「#include <bcrypt.h>」と書いてやれば、インクルードはできるようだ。 libファイル外部のDLLを使うので、*.libファイルが必要になるが、これにはBcrypt.libというファイルを使う。 Bcrypt.libは、俺の環境では「C:\Program Files (x86)\Microsoft SDKs\Windows\v7.0A\Lib\bcrypt.lib」に存在している。 このlibファイルは標準ではリンクされるようになっていないため、明示的にリンク対象に加えてやらなければならない。今となっては大分古くなってしまったが、とりあえずVisual Studio 2010での設定方法を以下に示しておく。 まず、プロジェクトのプロパティページを表示する。 左側のツリーで「リンカー」を選択する。 同じく「入力」という項目を選択する。 「追加の依存ファイル」の項目を選択して、末尾にbcrypt.libを追記する。このとき区切り文字として「;(←見えにくいだろうが、セミコロンだ)」を使うので、大体はセミコロンを入力した後でbcrypt.libを書くことになるはずである。最後に右下の「適用」ボタンを押下する。 左上の構成(C)と書かれたコンボボックスでReleaseを選択して、同じことを行う。 DLLファイル実行時にはBcrypt.dllのファイルが必要になる。Bcrypt.dllファイルは、「C:\Windows\System32」ないし「C:\Windows\SysWOW64」に格納されている。 よほど実行時の環境が壊れているのでもない限り、何も考えなくても使えるようである。 |
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